2/5/2013
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OpenNI2をMac OS Xにインストール
Mac OS X用のOpenNI2が公開されていたので、インストール方法を紹介します。デバイスはXtion PRO LIVEのみ動作確認しています。
1. インストール
1.1 libusbのインストール
Homebrewを使っている方は、
$ brew install libusb
Macportsを使っている方は、
$ sudo port install libusb
として、libusbをインストールしてください。
1.2 OpenNI2のインストール
OpenNI2のSDKダウンロードページに行き、OpenNI 2.1 Beta (OS X)
をダウンロードします。
OpenNIではインストール先は/usr
以下でしたが、今回は好きなところに置いて、そこへのパスを環境変数として設定するという方法になっています。ここでは、/Users/[ユーザ名]/OpenNI2
にインストールすることにします。
先ほどダウンロードしたファイルを展開し、/Users/[ユーザ名]/OpenNI2
というディレクトリ名で配置してください。
$ cd /Users/[ユーザ名]/OpenNI2
$ sudo ./install.sh
と実行します。すると、OpenNIDevEnvironment
という環境変数の記されたファイルが生成されます。
OpenNIDevEnvironment
の中身は、
export OPENNI2_INCLUDE=/Users/[ユーザ名]/OpenNI2/Include
export OPENNI2_REDIST=/Users/[ユーザ名]/OpenNI2/Redist
のようになっているはずです。
これらの環境変数をターミナル起動時に読み込むように設定しておきましょう。~/.bash_profile
を編集して、
source /Users/[ユーザ名]/OpenNI2/OpenNIDevEnvironment
を追記しておきます。
ターミナルを再起動するか、$ source ~/.bash_profile
として環境変数を読み込みましょう。
2. サンプル
2.1 サンプルの実行
サンプルの実行ファイルは最初から含まれています。Xtion PRO LIVEをPCに接続して、
$ cd /Users/[ユーザ名]/OpenNI2/Samples/Bin
$ ./SimpleViewer
とするとサンプルが実行されます。
2.2 サンプルのビルド
$ cd /Users/[ユーザ名]/OpenNI2/Samples/SimpleViewer
$ make
のようにすることで、サンプルを自分でビルドすることもできます。
3. Xcodeプロジェクトの作成
環境変数OPENNI2_INCLUDE
, OPENNI2_REDIST
を利用してプロジェクトを作成します。
詳しくはまた追記する予定。