
OpenNI: WindowsでKinectを使う
OpenNI2が公開されました。 OpenNI2のインストール方法はこちら→OpenNI2をWindowsにインストール
Kinect wikiを開設したので、最新のインストールガイドはそちらを参照してください。
Macの方はこちら→OpenNI: MacでKinectを使う
Kinect for Windows SDKはこちら→Kinect for Windows SDK beta: WindowsでKinectを使う
※以前にlibfreenectからドライバをインストールしてKinectをハックしていた人は、以前のドライバを消去してください。
1. OpenNIをインストール
旧OpenNI SDKのDownloadページからOpenNIをダウンロードします。
OpenNI SDK v1.5.4.0 Windows-x32をダウンロード・インストールします。
※64bitOSの場合も32bit版をインストールすることをおすすめします。
2. Kinectのドライバをインストール
https://github.com/avin2/SensorKinect/tree/masterからダウンロードして、解凍してください。
GitでCloneしても構いません。
解凍するとSensorKinect-master
というようなフォルダができるはずです。
SensorKinect-master/Platform/Win32/Driver
にドライバが入っています。
次に、USBでKinectをPCに接続します。
するとドライバのインストール画面が出るので、手動で選択にし、先ほどの、SensorKinect-master/Platform/Win32/Driver
を入力してインストールします。
Kinect Motor, Kinect Camera, Kinect Audioの3種類のドライバインストールを求められますが、このうち、Kinect Motor, Kinect Cameraの2つだけで大丈夫です。(Kinect Audioは未対応)
その後、
SensorKinect-master/Bin/SensorKinect-Win-OpenSource32-5.0.1.msi
を実行してください。
3. NITEをインストール
旧OpenNI SDKのDownloadページからNITEをダウンロードします。
NiTE v1.5.2.21 Windows-x32をダウンロード・インストールしてください。
※64bitOSの場合も32bit版をインストールすることをおすすめします。
4. 設定ファイルの書き変え
SensorKinect-master/OpenNI/Data
の中身をコピーし、C:/Program Files/OpenNI/Data
にペーストしてください。
5. サンプルの実行
Microsoft Platform SDKをインストールしていない場合は、インストールします。
サンプルは、
C:/Program Files/OpenNI/Samples
C:/Program Files/Prime Sense/Nite/Samples
以下に入っています。
Bin/Release以下に実行ファイルが既にあるので、ダブルクリックなどして、以下の3つ、
- OpenNIのNIViewer: 基本ビューア
- OpenNIのNIUserTracker: スケルトントラッキング
- NITEのSample-PointViewer: ハンドトラッキング
が正常に動くことを確認してください。
6. サンプルのソースコード
Visual Studio2008/2010プロジェクト形式で入っているので、プロジェクトを開いてください。
・C:\Program Files (x86)\OpenNI\Samples\Build\All_2008.sln(またはAll_2010.sln)
・C:\Program Files (x86)\PrimeSense\NITE\Samples\Build\All_2008.sln(またはAll_2010.sln)
を開くと、全てのサンプルプロジェクトを開くことができます。
[プロジェクト]/Source Files/main.cppを開き、
#define SAMPLE_XML_PATH "../../../Data/Sample-User.xml"
を、
#define SAMPLE_XML_PATH "../../Data/Sample-User.xml"
に書き変えてください.
後は、ビルドして実行すれば動くはずです。