
OpenNI2をWindowsにインストール
OpenNI2 (Beta版) が公開されたようです。 インストールがとても簡単になっていますので、ご紹介します。
1. インストール
OpenNI SDKのページから、OSに合わせて、
- 32bitなら、OpenNI 2.0.0 Beta (Win32)
- 64bitなら、OpenNI 2.0.0 Beta (Win64)
をクリックしてダウンロード、解凍してください。
解凍されたフォルダ内の、OpenNI-Windows-x**-2.0.0.msi
を実行します。
後は、指示に従って進めるだけでインストールが完了します。
Xtion PRO LIVEに関しては、今回はドライバをインストールする必要もありません。Kinect for XBOX, Kinect for Windowsは、Kinect for Windows SDKをインストールしていれば、そちらのドライバで動作します。
これまではドライバの衝突により、Xtionを使いたいときはPrimeSense公式、Kinectを使いたいときはSensorKinectと、いちいちドライバを入れかえないといけませんでしたが、その必要はなくなりました。OpenNI2とKinect for Windows SDKをインストールしておけば、上記3つを全て動かすことができます。 また、これまでのOpenNIでは64bit版の挙動が怪しく、Windows 64bitでも32bit版をインストールしておいたほうが安全でしたが、OpenNI2では特に問題なさそうです。
2. 動作確認
Xtion PRO LIVEやKinectなどのデバイスをPCに接続して、動作確認してみましょう。
「スタート」→「すべてのプログラム」→「OpenNI2 **-bit」→「NiViewer」 を起動してください。
プログラムは以前までのNiViewerと同じです。RGB画像やDepth画像が正しく表示されることを確認してください。
3. サンプル
サンプルプログラムは、
C:¥Program Files¥OpenNI2¥Samples
にあります。
Bin
フォルダ以下には各サンプルの実行ファイルがあるので、実行してみていろいろ遊んでみましょう。